敷地は昭和47年頃から入居が始まった旧開発地。現在は閑静な高級住宅地として成熟した町並みとなり、道路脇の植樹帯が、小鳥のさえずりや季節感を感じさせてくれる緑あふれるゆったりとした町並みは、神戸市北区の中でも最も豊かな住環境といえます。定年退職を機に石川県から神戸市へと移り住むためのお住まい。土地探しをご一緒させていただき、後は、遠方からのご依頼でしたので、後のほとんどはSNSを使った打ち合わせを実施。車の置き方で大きくプランが変わるので、ベースプランを何案か提示しながら、いえづくりが始まりました。人に優しい材料でゆったりとした広さで暮らしたいとのご要望を受け、自然素材に包まれた骨太の柱と梁を使った一体空間をご提案。クライアントは石川県で家造りを経験されてて、設備や資材にも詳しく自然素材へのご理解も深く、その後の打ち合わせも本当の意味での快適さのあり方をしっかり話し合い共有しながら進められ、遠方でありながらもクライアントの考えるベストな形に具現化できたのではと思っております。
- 構造 木造二階建て(一部ロフト付き)
- 敷地面積 328.94㎡(99.50坪)
- 家族構成 4人(夫婦+子供2人)
- 建築面積 -
- 所在地 兵庫県神戸市
- 延床面積 196.00㎡(59.29坪)
- 竣工年月 2017/6/1
- 工事対象面積 -
お引渡し後…
暮らしに合わせて、家具を変える。
数年後、リビングとダイニングに使える2wayテーブルの注文をいただきました。この家に携わっていただいた家具作家さんと訪問し、その空間にあった仕様に調整し、納品させていただきました。併せて、その作家さんのダイニングチェアも入り、新たにクライアントお気に入りのアイテムが加わりました。