自分流のガレージライフを満喫するための空間づくりを自ら行う事が今回の依頼。

出来るだけ、複雑でない工種の少ない工法としてコルゲートパイプ工法をご提案し採用頂きました。

ガレージオーナー自らがコルゲートパイプガレージを強力な助っ人と共にセルフビルド（自ら工事全てを分離発注＋工事に積極的に参加）
出来るように、こちらは、縁の下の役割で土地の実測、プランニング、各種申請、実施図面、見積もりや工事段取りをサポート。
工事にも助っ人仲間の一員として参加。施主の努力と想いに感じ入った助っ人達が集結。全員で作り上げるプロジェクトです。

とはいいつつコルゲートパイプは、土木建材なので協力を仰いだ助っ人達も私も実は、あまり触ったことの無い材料。

お客様と資料集めの中、コルゲート建築の先駆者の河合健二先生の作品に感動し、皆が憧れを共感。こちらはシンプルなガレージではあるが、この未知の世界にもうワクワクが止まらない。
やると決まってからは、お客様と鉄作家さんと私で、実際、どうすれば出来るのかを図面やカタログと睨めっこしながら時間をかけて検討してきました。

工事では、まずは積み重ねられたコルゲート部材と細かいパーツにご対面。
お客様と私は、図面やカタログと納品されたパーツの照合。
助っ人の方々と部材把握しながら、組立順序を検討。
各自培った経験を活かして、安全に配慮した工事段取りを検討。
あとは完成に向けて、みんなが初体験に向けて注意を払いつつ挑戦。
それぞれが経験を活かした持ち分に自然と流れていく。
ここで自分は何が出来るかを、各自考え、行動し、作業が進みました。
これだけ完成に向けて一体感を持つ経験は久しぶりです。
誰一人怪我する事なく無事完成。

お客様のガレージライフ
次の一歩へ大きく踏み出しました。