本日午前中、ふと思い立ち阪急芦屋川駅からライト坂を登り、ヨドコウ迎賓館発掘調査の見学会に行きました。
朝から結構多くの方が見学にこられててびっくり。やはりフランク・ロイド・ライトのファンは多いようです。
土に埋まっていた触られていない当時のままの大谷石の床。そこは本館から一部屋根をくぐるように階段を降り、滝のある池を右手に見ながら温室への向かう渡り廊下の床だったそうです。本館は建物全体が修復されたものですが、ここはリアルな全く触られてない当時のままの状態。ライトの新たな歴史の一部がそこにあり、パンフレット片手に市の文化財の専門家の方や神戸大学の足立名誉教授のお話を伺いながら当時の状態を現地でイメージし、しばし妄想にふける。
発掘調査は一旦これで終えるらしく、当分の間は現状保護のために、この後すぐに土で埋めるらしい。文化財的には土に埋まっているものは、ベストな状態で保つためには、むやみに空気に触れささないほうがいいらしい。一日限定の一般公開行っておいてよかった。