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木のマス目格子のススメ(事例その1)
2023.02.10

皆さん木のマス目格子ってご存知でしょうか。
ふとイメージ出来るのは、お寺や神社等を参拝の際、拝殿等で見られる重厚な木組の格子扉あたりでしょうか。例えば近くでは、マス格子から入る夕日がとても美しい小野市の国宝浄土寺の浄土堂があげられます。私の設計では、よく木のマス格子をご提案する事があります。

利点としては、まずは木組そのものの自然素材で組み上げた格子の美しさ、機能的には防犯対策しながら光も取り込め外の景色も伺え、日中はプライバシー対策にも一役買います。また,網を仕込めば網戸にもなります。閉じても板戸より空間の閉塞感を和らげ、空間に伸びやかさを残します。
また格子越しの景色も趣きがあります。
格子のマスの大きさは、使用用途に応じて、その都度、紙でますの大きさのわかるサンプルをいくつか作って、比較して頂きながらお客様と決めていきます。太陽光の動き、周辺のプライバシー、防犯、視界の開放性、他、透かすと言う事は、曖昧さの加減なので、その都度その場所に応じて適切なマスの大きさは変化します。

建具としては少し高価なものになりますが、空間のアクセントにもなり、末長く楽しめるアイテムになると思います。ご希望の方は是非一度ご相談下さい。

写真は、その一例です。玄関の二重引き扉になります。
一枚の扉は木のマス格子になっています。
網を仕込んで虫対策も万全。両方の扉に鍵をつけていますので
夏場で風を通したい時は、通風を確保出来る木ます格子の扉の方を玄関扉にして過ごすことが出来ます。
事例の木のマス格子は軒を深くした開放性のある暮らしに一役買っている建具となります。

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